前回は申請に向けて最終調整を行いました。
今回はいよいよアプリの申請を行ってみます。
アプリの申請手順に関しては、以下の記事を参考にさせていただきました。
- [iPhone] アプリの申請, Xcode でアプリをビルドしてアップロード
- iOS – iPhoneアプリバージョンアップ申請メモ ※2015/1/10更新 – Qiita
- iOSアプリのアップデート申請手順(新しいiTunesConnectによる手順) | makotton.com
また、以下の書籍も参考になりました。
1. XcodeからアプリをSubmit
今回は既存のアプリのアップデート申請を行いたいので、バージョンを1.0.1とします。
アプリ設定画面の「General」メニューを開き、「Version」と「Build」を「1.0.1」に変更します。
続いて、「Product」メニューの「Archive」を選択します。
この時、端末をシミュレータではなく「iOS Device」にしておかないとArchiveが選択できないので注意。
Archiveが完了すると別ウインドウが開くので、そこから該当Archiveを選択し、まずはValidateを実行します。
Validateが通った後は、Submitを選択してアップロードを行います。
今回スプラッシュ画面を作っていなかったので、スプラッシュ画面(LunchScreen.xib)を削除したのですが、LunchScreen.xibを消した状態だとSubmit時に以下のエラーになってしまいました。
Your binary is not optimized for iPhone 5 xcassets
こちらに関しては、アプリのGeneral設定画面の「Launch Images Source」項目にある矢印アイコンを選択して、
以下の様なLaunchImage設定画面を開いてから再度Archiveを作りなおしてSubmitしてみたところ、エラーなくSubmitを行うことができました。
2. iTunes Connectで申請手続き
iTunes Connectにログイン後、「マイApp」メニューから週刊Qiitaを選択します。
右上に「新規バージョン」ボタンがあるので「1.0.1」を入力して新規バージョンの設定を行います。
各iOS端末ごとにスクリーンショットを用意する必要があり、こちらに関しては別途対応方法をまとめようと思います。
—- 2015/8/16追記 —-
LaunchKitを使ってスクリーンショットを作成した手順をまとめました。
iOSアプリ申請時のスクリーンショットが手軽に作成できるサービス「LaunchKit」
—- 追記ここまで —-
必要項目が入力し終わったら、「ビルド」の項目を選択し、1.でアップロードしたアプリを選択して保存します。
「審査へ提出」ボタンが有効になるので、選択して審査提出画面に移動します。
3. 審査提出画面
審査提出画面では以下の確認がありました。
- 暗号化を使うように設計されていますか? => 暗号化する設計はしていないので「いいえ」を選択
-
このAppはAdvertising Identifier(IDFA)を使用しますか? => iAdはIDFAを使用していないとのことだったので「いいえ」を選択
長い道のりでしたが、これでようやくアプリの申請を行うことができました。
後はアプリが審査に通ることを祈ります。
参考
- [iPhone] アプリの申請, Xcode でアプリをビルドしてアップロード
- iOS – iPhoneアプリバージョンアップ申請メモ ※2015/1/10更新 – Qiita
- iOSアプリのアップデート申請手順(新しいiTunesConnectによる手順) | makotton.com
- ios – Your binary is not optimized for iPhone 5 xcassets – Stack Overflow
- iAdはAdvertising Identifier (IDFA)を使用していないということ | bick.xyz