Siriでスマートに鍵を開ける


この記事は「ex-Kayacアドベントカレンダー」の8日目の記事になります。

私についてと近況

「つくる人を増やす」という経営理念に惹かれて2011年に新卒でカヤックに入社し、サーバサイドエンジニアとしてソーシャルゲーム事業部とクライアントワーク事業部で様々なプロジェクトに関わらせてもらいました。(つくったもの

その後、大学時代に教育に関する研究を行っていたこともあり、教育事業を手がけるヒトメディアに転職しました。

転職後は教育支援プラットフォームのClassiの開発に2年間携わり、現在は「ひとの成長に、かかわる。」という経営理念のもと、ヒトメディアでCTOをやっています。

Siriでスマートに鍵を開ける

この記事の3行まとめ

  • IFTTTとショートカットを組み合わせるとSiriから鍵を操作できる
  • 設定方法が分かりづらいので手順をまとめた
  • 他のIoTデバイスにも応用できるので、設定方法を覚えておくと便利

背景

今住んでいるマンションの標準設備としてスマートロックが導入されることになりました。
私のマンションに導入されたスマートロックはイッツコムが提供するintelligent HOMEのスマートロックというものでした。
スマートロック導入により、次の3つの方法で施錠ができるようになりました。

  • 暗証番号
  • カードキー
  • スマホアプリでの遠隔操作

スマートロックという以上、スマホから操作して手軽に鍵を開けられるようにしたいわけですが、専用アプリを使って鍵を開ける場合、次の3手順が必要になりかなり面倒でした。

  1. 専用アプリを開く
  2. スマートロックを選択
  3. 鍵アイコンをタップ

これだとカードキーで開けたほうが楽になってしまい、「あれ?スマートロックのスマート部分はどこ行った?」となってしまいます。
そこで、「スマホでもっと手軽に使えるようにしたい。なければ作ってしまえばいい」ということで解決策を考えました。

解決策

スマートスピーカーをはじめVUI(音声ユーザインターフェース)が広まってきました。そしてiPhoneにはSiriがいます。
ということで、Siriに「鍵開けて」と頼んで開けてもらえるようにすればスマートですね。

intelligent HOMEはIFTTT 連携に対応していたので、IFTTTとiOS12から導入されたショートカットを組み合わせることで、Siriとの連携が可能です。

スマホからの設定方法が分かりづらかったので、ここからは画面キャプチャで手順を紹介していきます。

IFTTT設定

1 IFTTTを開き、「My Applets」の「+」を選択して新規Appletを作成画面に移動し、「this」を選択します

2 「webhook」で検索し、トリガーとして設定します

3 今回は鍵を開けるためのトリガーなのでEvent Nameには「unlock_door」と入力して「Create trigger」を選択します

4 続いて、何を実行するかの「that」を選択します

5 「intelligent Home」を検索し、アクションとして設定します

6 「鍵を開ける」を選択します

7 対象のスマートロックを選択し「Create action」を選択します

8 「Finish」を選択し、Applet作成を完了します

9 続いてAppletの画面にある「webhook」のアイコンを選択します(ここが気づきづらい部分)

10 歯車アイコンを選択します

11 webhook情報が表示されるので、URL部分を選択します

12 Event実行用のwebhook URLが表示されるので、コピーしておきます

ショートカット設定

1 ショートカットアプリを開き、「ショートカットを作成」を選択します

2 画面下の「検索」で「テキスト」を選択し、先程コピーしたwebhook URLをペーストし、{event}の部分をunlock_doorに変更してください。

次に、「検索」で「URLの内容を取得」を選択し、「方法」を「POST」に変更してください。

その後、「完了」の下にあるボタンアイコン(設定)を選択します。

3 設定画面にある「Siriに追加」を選択します

4 自分の声で「鍵を開けて」を登録します

確認方法

Siriを起動し「鍵を開けて」としゃべると鍵が開きます。

まとめ

IFTTTとショートカットを組み合わせることでSiriからスマートに鍵を開けられるようになりました。

ホーム画面にショートカットボタンを追加することもできるので、Siriに話しかけずに1タップで開けることもできます。(夜遅い時はこっちを利用)

今回のようにwebhookを用いてSiriと連携する方法は、他のIoTデバイスやWebサービスとの連携にも応用できるので設定方法を覚えておくと便利です。